20世紀にて滅び行く道 (11)

三頭山駅廃屋(4)


川野駅にいた相棒の『くもとり号』、三頭山駅には駅の名そのままの『みとう号』もう永遠に

すれ違うことのもなく両廃屋でひっそりと眠っている。『くもとり号』には『寝てるんで起こすん

じゃない』と怒られた気がしたが『みとう号』は『よく来たな』ともてなしてくれているようであっ

た。我が家を守る頑固親父ような2人はとても対象的であった。     おわり 

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